◆ヤンゴンにもイオン(AEON )の大型ショッピングモールが
開業するようです。(ヤンゴンで暮らしている私たちには朗報です。)
イオンは2016年にミャンマー進出し、地場のクリエーション・ミャンマー
とイオン・オレンジスーパー(中規模)を10店舗展開しています。
わが家もイオンのプライベートブランドであるトップバリュー商品や
日本の調味料、餡子(あんこ)などを定期的に買っていましたが、
最近は入荷しない商品もあるので、餡子などは自家製です。
ミャンマーも経済的に発展してきていて、家計も豊かになっているので、
中間所得層をターゲットにした大型ショッピングモールも増えています。
主なヤンゴンのショッピングモールは、以下の通りです。
◎ジャンクション・シティー(Junction City)
◎ミャンマー・プラザ(Myanmar Plaza)
◎シティーモール(City Mall St. John)
◎ジャンクション・スクエア(Junction Square)
2020年春には、Makro(タイの大型小売店舗)も進出しましたが、
イオンはミャンマー財閥の一つであるシュエタウングループと合弁
を組み、ヤンゴン市内に大型ショッピングモールを開業する計画
を進めているとのことです。
尚、ミャンマーでは、小売業への投資には、外資比率が80%超の場合は
300万ドル、80%以下なら70万ドル以上の投資(土地賃料を除く)
が必要で、店舗面積が929平方メートル以下のミニマーケットや
コンビニエンスストアは認められません。
卸売業は、外資比率80%超で500万ドル、80%以下では200万ドル以上
の投資が条件となっています。
◎イオンモール1号店の完成予想図(ヤンゴン)

◎ジャンクション・シティー内のスーパーマーケット

◎ジャンクション・シティー内のイベント会場
(化粧品会社のイベント)
◎シティーモールの外観(クリスマス前)
※ミャンマーではLEDを使用した照明が大人気!
≪おまけ≫
「イオンモール・ミャンマー」は、イオンのシンガポール子会社が70%、
地場華人系財閥シュエ・タウングループの不動産部門シュエ・タウン・
リアルエステートが30%を出資する合弁会社で、
1号店の開発、リーシング、管理・運営を担う「イオンモール・シュエ・タウン」
をイオンモール・ミャンマーの全額出資で設立する。
資本金はそれぞれ5,000万米ドル(53億2,600万円)。
イオンモール1号店は敷地面積7万2,000平方メートル、
延べ床面積は12万2,000平方メートル。
核店舗となる総合スーパーのイオンと約200店の専門店が入居し、
総賃貸面積はミャンマーのモールで最大の6万9,000平方メートル。
東南アジアで展開する既存モールでは、ベトナムやインドネシアの店舗
と同規模の標準的な大きさになる。
イオンモール1号店の予定地であるダゴン・セイッカン郡区は、
ヤンゴン中心部の東北約10キロメートルの距離にあり、
新たに住宅を求めて流入する新興中間層が増える都心至近の
ベッドタウンのひとつで、2014年から合弁相手のシュエ・タウングループが
住宅開発を含む新都市計画を進めている。
新たに開発された宅地からマイカーを利用して訪れる中間層の来店を
見込んでおり、将来的に100万人を超える市場ができると見通す。
1号店では、これまで日本やアジア展開で培ったモール開発ノウハウを
生かした店づくりを、合弁相手のシュエ・タウングループとともに推進する。
シュエ・タウングループは、ヤンゴン都心の「ジャンクション・シティー」など
国内6カ所でモールを開発・運営し、海外から国際的な服飾・飲食ブランド
を誘致してきた実績がある。
イオンモールは、東南アジア諸国連合(ASEAN)ではベトナム、カンボジア、
インドネシアで計9店舗を開業しており、公式戦の開催が可能な
アイススケートリンクや屋内大型遊園地で新たな娯楽を提案。
配車アプリサービスとの連動によるデジタルと実店舗の融合などにも取り組んできた。
「ミャンマーでも現地ニーズに即した、これまでにない体験を提案できるモールを目指す」
とのことです。
シュエ・タウングループは、ヤンゴン以外でも商業施設を含む都市開発を
検討しているようです。
ミャンマーでの生活は、日本にいるよりも刺激的で楽しいです。