■自由の森学園・2003年度学園祭
★19期6組・・・担任の教員からのメッセージ 2003年9月26日
◆大吉◆
すべてが愛
できることをする人は、愛で生きていている人です。
やりたいことをする人は、自分のことしか考えていません。
日常生活で人を責めない、自分を責めない人が愛の人です。
愛というのは全員が平等ですから、差別がありません。
愛があると、日常生活で心を込めてできることをやっていきます。
良い悪いを付けると、気持ちが分離して、心を込められなくなります。
そのままこのままは、あるものを認めることでもあります。
すべては愛です。
天界も地上も愛だけが法則です。
あなたは天使であることを自覚して生きて言ってください。
◆中吉◆
幸福と不幸
不幸は、求めることからはじまります。
幸福は恋人がいること、○○があることといつも条件をそろえます。
しかし、条件がそろっても、「もっと」いい状態があるのではないかと追い求めます。
また形にみえるものに執着するとき、それが失われるのではないか心は穏やかではありません。
求めたり、守ったりしている限り、幸福ではいられません。
他と比較して、「わたし」が飛び出す競争を手放すとき、幸福が訪れます。
「わたし」が「わたしたち」というひろがりのあるところに、愛があり、わたしたちはできることを自然とやっています。
幸福は、いまここにあることに気づいてください。
◆小吉◆
このままでいい
誰かの期待に添うために、愛を手に入れるために、自分を変えようとすることは愚かなことです。
変わろうとしなくていいのです。
変わろうと努力する自分と、それに反発する自分に分裂してしまい、消耗するだけです。
多くの人は、「このままではよくない」と、自分を「ない」ところにくぎづけにしています。
「ない」から出発すれば、行き着くところも「ない」なのです。
「ある」から出発してごらんなさい。
そうすれば、行き着くところも「ある」のです。
原因と結果は同じです。
このままでいい。
それは、「ある」「ありがとう」「ありがたい」から出発です。
「あるもの」を視るクセを身に付けてください。
◆末吉◆
受けいれる
あなたがいまご機嫌でないことと、何か悩みごとがあることとは関係ありません。悩みごとは悩みごととしてもったまま、ご機嫌に生きられます。
怒ったりするのは良くないこと、感情を出すと問題が起きると、押し込めていくと、いつか爆発します。
その感情があるのに、「ない」とする訳ですから、ふたつの自分に引き裂かれてしまいます。
ぶつかってもいいのです。
ぶつかることが問題ではないのです。
自分がふたつになることが、問題なのです。
外に問題があるのではなく、いつも自分が問題をつくりだしているのです。
自分を素直に認め、受けいれれば、問題は消えます。
どんなことを思ってもいいのです。
それを受けいれることができれば、引き裂かれることはありません。
そのままを受けいれてください。
◆凶◆
だいじょうぶ
「問題は回りのせい」にしたくなります。
それで一瞬心がしずまりますが、同時に回りとの垣根をつくることになります。
人と自分を分ける見方は、自分を分けることに変わりはありません。
やがて、姿を変えて、自分のところに舞い戻ってきます。
問題は起きていいのです。
そして、問題は解決しても、しなくてもいいのです。
解決しなければならないという枠だけをすえることはないのです。
良い悪いがあると、どうしても解決したくなります。
「だいじょうぶでない」から出発すると、問題は消えることはありません。
「だいじょうぶ なんとかなる」から出発すると、だいじょうぶなのです。
あなたがいつも選んでいることを忘れないでください。
◆大凶◆
許すこと
自分を責めるのは、「本当の自分はいい人だ」と言っているのと同じです。
自分を責めている間は、「正しいわたし」でいられますからね。
でも、それはうぬぼれているだけのことです。
失敗したら、素直に謝るのです。
失敗は自分への気づきです。
リラックスして生きることです。
リラックスの語源は、「自分を許す」ことです。
平和のために生きるとは、自分の心を平和にして、楽しく生きることです。
許されて、わたしたちはいまここに生きています。
「ありがとう」の世界をみつめていってください。
■END■