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●「あたりまえ」~大切なこと~

■井村和清さんの詩 「あたりまえ」

あたりまえ

こんなすばらしいことを みんなはなぜ

よろこばないでしょうか

あたりまえであることを

おとうさんがいる

おかあさんがいる

手が二本あって 足が二本ある

行きたいところへ 自分であるいて行ける

手をのばせば なんでもとれる

音が聞こえて 声がでる

こんなしあわせがあるでしょうか

しかし だれもそれをよろこばない

あたりまえだと 笑ってすます

食事がたべられる

夜になるとちゃんと眠れ そして又 朝がくる

空気を胸いっぱいにすえる

笑える 泣ける 叫ぶこともできる

走りまれる

みんなあたりまえのこと

こんなすばらしいことを みんな決してよろこばない

そのありがたさを 知っているのは

それをなくした人たちだけ

なぜでしょう

あたりまえ


★この詩を書いた、「井村和清さん」という方は、
 「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」という本の作者です。

 骨肉腫の為に片足を切断し、のちに肺に悪性腫瘍が
 転移したことにより33歳でこの世を去った
 医師・井村和清さんの家族に対する思いを綴った遺稿です。

 飛鳥というのは長女の名前で、まだ見ぬ子というのは
 亡くなった当時奥さんのお腹の中にいた次女のことだそうです。

 「あたりまえなこと」に感謝したいと思います。

■END■

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